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  • ARTSAT1:INVADER

作品解説

芸術衛星「INVADER」は、高度407kmのほぼ円軌道を、毎秒7.6627km、時速に換算すると毎時2万7593kmという驚くべき速度で、92分42秒の周期で地球を一周しています。
国際宇宙ステーション(ISS)も周回するこの高度は、高度と共に気温が高くなる「熱圏」と呼ばれる大気の層にあたり、重力は地表の10万分の1程度、気温は約1000度にも達します。しかしこの高度では、大気の密度は大変に小さく、気圧は地表の約100億分の1しかありません。だから気温が高くとも、それを熱としては体感することはなく、宇宙飛行士が宇宙遊泳できるのです。

第1のターミナル「高度」では、日常のスケールから、INVADERが周回する407kmという高度まで、さまざまなサイズのオブジェクトがスクロールしながらシームレスに表示されていきます。わずか10cm角のキューブサットから人間、クジラ、スペースシャトル、ISS、コンコルド、ピラミッド、エッフェル塔、ブルジュドバイ、LHC(大型加速器)、さらには富士山、エベレスト、飛行機や、ISS/キューブサットの高度まで、方向によって人間のスケール感がいかに異なるかを感じてください。東京と大阪の直線距離がちょうど400km。東京から大阪までとほぼ等しいわずかな距離を垂直に移動するだけで、そこには私たちの日常とは、まったくかけ離れた世界が拡がっています。

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