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作品解説

INVADERは、軌道傾斜角65degの傾斜軌道で、緯度0度から±65度までの緯度の上空を飛行します。また、ある地点を衛星が毎日異なる時刻に通過する太陽非同期軌道なので、常に太陽の光を受け続ける全日照の時期と、日照と日陰がちょうど半々になる時期の両方が現れ、熱や電源設計が非常に難しくなります。

第3のターミナル「位置」は、ある一日の人工衛星の地球に対する進行方向と位置を基準としたメルカトル図法で、地球表面と人工衛星(PRISM)/地上局の位置、地上局と通信可能な衛星の可視範囲を表記したものです。地球の自転によって、人工衛星の軌道と地表の関係が徐々にずれていく様子を見ることができます。東京大学本郷キャンパスにある地上局と人工衛星が通信可能になるのは日に4度です。衛星を基準とした地図を見ながら、電波を介した衛星の運用の様子を音で聞くことで、肉眼では見ることのできない、人工衛星が近づいてきて可視範囲に入り、通信した後、遠ざかっていく様子を視聴覚的に感じることができます。
現在「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」のために、多摩美術大学に新たな地上局を設置中です。しかし単独の地上局が衛星と交信できるのは、1日の合計でも25分程度です。その間に1200bpsの通信速度で、INVADERと地上局の間でやりとりできるデータの総量は、1日あたりわずか11キロバイト弱しかありません。

技術提供:doubleNegatives Architecture データ提供:東京大学中須賀研 PRISMチーム

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