芸術衛星 INVADER

ミッション 「みんなの衛星」「感じる衛星」「美しい衛星」の実現を目指す、芸術衛星INVADERのミッションは以下の4つです。

(1) 衛星からのデータを活用したアート作品の制作やデザイン製品の開発:

パネルの温度や衛星の姿勢、太陽電池の発電量といった衛星から送られてくるわずかなデータを元に、そこから人間の知覚を揺さぶり、感覚に訴えるメディアアート作品を制作します。同時に、衛星の動きや状態、周囲の環境と連動した家具やアクセサリなどの日用品やアプリケーションをデザインすることで、日常生活の中に衛星や宇宙の気配を取り入れていくことを試みます。

(2) 衛星データ活用のための使いやすいインターフェイスの設計開発:

(1)で述べた衛星芸術作品や衛星データを活用したアプリケーションの制作開発を容易にするために、多摩美術大学の地上局に設置するサーバーからインターネットを介して衛星データを簡単に取得することができるインターフェイス(API)を設計開発、実装します。

(3) 衛星をメディアとしたインタラクティブ作品の制作:

衛星からのデータを地上で受信するだけでなく、オープンソースハードウェアを用いたミッション専用のArduino互換コンピュータ(OBC)を搭載することで、衛星とのダイナミックなインタラクションを可能にします。さらに、ミッション用のコンピュータを軌道上でプログラム更新可能にすることで、衛星運用期間中に、さまざまなアルゴリズムによる実験を行います。

(4) アートやデザインを通じた社会提案:

(3)で述べた衛星とのインタラクション機能を活用したエンターテインメント作品や、スマートフォンを活用したモバイル地上局のデザイン、衛星プログラムの公開や公募など、さまざまなイベントやワークショップの実施やソーシャル・メディア(SNS)の活用を通じて、アートやデザインを通じた衛星の新たな利用方法を広く社会に提案していきます。